樋口久子と岡本綾子、どちらもアメリカ女子ツアーに参戦して輝かしい戦跡を残している。
樋口久子はアメリカのメジャー大会である、全米女子プロゴルフ選手権に日本人として
初優勝を成し遂げた。その樋口久子が日本女子プロゴルファーの先駆者であるとすれば、
岡本綾子は日本人としてただ一人、アメリカツアーの賞金女王に輝いているのである。
樋口久子は「世界のチャコ」であり、岡本綾子は「世界のアヤコ」である。
別のスポーツを行っていたという点では、樋口久子は中学まで陸上の選手で、
岡本綾子は社会人までソフトボール選手として活躍した。
樋口久子はそのプロ時代、アメリカツアーと日本のツアーの両方に参戦する形で
いたのに対し、岡本綾子はアメリカにどっぷりとつかる形をとった。
樋口久子は現在、日本女子プロゴルフ協会会長として、華々しい表舞台にたっているのに対し、
岡本綾子は、後進の指導者としての裏方とまではいかないが、表舞台とは別の形で、
実力を認められている。